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新たな市場を創出する
BtoBマッチングサービスの構築
顧客の事業・業務への深い理解と
心理的距離の近い関係構築を高く評価

HITOWAライフパートナー株式会社

  • マーケットプレイス事業部
  • 部長
  • 増子勇樹 様
  • マーケットプレイス事業部
  •  
  • 津田梨乃 様
  • DX推進部
  • UX推進課
  • 馬丞 様
『楽ラクーン』について
https://www.hitowa.com/info/id847.html

ハウスクリーニングサービスや訪問医療サービスなど、暮らしを支える様々なサービスを全国的に展開するHITOWAライフパートナー様。 同社のDX推進をディマージシェアが伴走して支えており、ビジネスパートナーとして強固な関係性を構築している。
前回(は同社のメインサービス「おそうじ本舗」の集客口であるWebサイトのリニューアルプロジェクトを紹介した。今回は、同社にとって新しいサービスである「楽ラクーン」の構築プロジェクトについて紹介する。

事業課題や会社の課題を多方面からご理解いただき、距離感も近くやりやすいです。

新規サービスとして立ち上がったBtoB特化型のマッチングプラットフォーム「楽ラクーン」。 本インタビューでは、サービス事業部の部長を務める増子氏と同事業部にて主にサービスの利用者へ請求業務を担当する津田氏、システムの担当としてサービスを支える馬氏に話を伺った。

BtoB特化型”くらし”のマッチングサイト「楽ラクーン」

本サービスはクリーニングサービス事業者と依頼者となる物件を管理する企業とをつなげるものである。サービス事業者は本サービスに事業者登録をすることで、営業活動の手間を削減しつつ安定的に案件を確保することができ、依頼者は業者選定の手間を削減することができる。本サービスの立ち上げにあたり弊社が構想から携わった。

売上拡大と事業理念の実現のためのサービス立ち上げ

同社が本サービスを立ち上げた理由は大きく二つある。

一つは繁忙期に予約がいっぱいでサービス提供できなかった案件を収益化できる新しい仕組みを作り事業売上の拡大を目指したいということ。 同社のメインサービスであるハウスクリーニングサービス「おそうじ本舗」では、特に年末などの繁忙期に、依頼数に対してサービス提供が追い付かず、案件があふれてしまうことが多くあったという。

こういった案件を取りこぼしたままにするのではなく、収益化できる仕組みを新しく作ることで新たなキャッシュポイントを作りたいということが大きな理由である。 そしてもう一つは、事業理念の実現に寄与するということ。

同社は事業理念として「生活支援アドバイザー」というものを掲げている。「おそうじ本舗」でカバーする「ハウスクリーニング」という領域に捕らわれず、人々の暮らし全体を支援するため、ゆくゆくはハウスクリーニング以外の領域でのBtoBマッチングも視野に入れ、事業領域の拡大を目指す土台として本サービスを構想した。

取引先の売り上げ拡大に貢献、着実な成果が出始めている

2020年9月にサービスをリリース。ハウスクリーニングにおけるBtoBのマッチングサービスの市場は未知数とのことで、「システム開発により仕組みはできましたが腰を据えて運営する必要があります。」と増子氏は語る。ただこの仕組みの価値に賛同するプレイヤーも増えはじめているとのことで、これから同社の事業売上の新たな柱として期待できるサービスである。

本サービスへ事業者登録をしているハウスクリーニングサービス事業者単位で見ると、多大な売上拡大に貢献しているようだ。
「本サービスを利用する事業者様の中には売上が5倍ほどになったケースもあります。弊社担当者が引き継ぎで変わるときに、多大な売上拡大に貢献したということで表彰状をいただいたこともありましたね。先方からするとそれくらい成果が出ていると認識いただいているのだと思いますし、感謝の声も届いています。」

弊社への評価

日頃の弊社対応についての評価を伺った。
サービスのシステム担当として、増子氏・津田氏のようなサービス運営側とシステム開発を担当する弊社とをつなぐ馬氏によると「要件定義をしっかりとやっていただいたこともあり、スケジュール通りにスムーズに進み、問題無くリリースまで至りました。」とのことだ。

今回のような新しいサービスの構築においては要件が決まりきらなかったりリスケジュールが多く発生したりと、何かと上手く進まないことも多いが、特に大きな不安を与えることなくリリースまで至ることができたようだ。時系列としては本サービスの構想開始が先だが、前回の「おそうじ本舗」サイトリニューアルプロジェクトを経たことで同社の事業や業務への理解度が高まったことも背景にある。

「事業課題や会社の課題を多方面からご理解いただき、詳細を説明せずとも皆さんわかってくださいます。距離感も近くやりやすいです。」と増子氏は評価する。ベンダーと発注者という関係性ではあるが、心理的距離が近く、事業課題はじめ多方面な相談・意見交換ができる関係性であることが窺える。

今後の展望と期待すること

今後の展望として増子氏は、本サービス立ち上げ当初からの要望である「領域の拡大」を掲げた。「サービスのカテゴリーを増やしてサービスを充実させていくこと、充実させたカテゴリーでの競合と差別化していくこと、この二つが重要になってくると思います。」

これから更にサービス領域を拡大させていくなかで、サーバー増強などサービス成長に応じたシステムパフォーマンスの向上への期待は勿論だが、より密接な関係性の構築も弊社への期待事項としていただいた。
「我々が何を考えてこうなっているのか、今後更に先回りしていただけると話が早く進むのでよりやりやすくなると思います。」 増子氏の期待にあるように、同社の事業・業務の理解をより深め、引き続きサービス拡大を伴走して支援していきたい。

会社名
HITOWAライフパートナー株式会社
事業
  • フランチャイズチェーン事業

CASESTUDY

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