店舗の空きスペースをシェアする観光客向け荷物預かりサービス

企業名

株式市場

非上場

創業

2015年

従業員数

資本金

売上高

主な事業

収納アプリ「ecbo」の運営
スマートフォンアプリケーションの開発・運営

※2022年12月時点/公式ホームページより引用

概要

  • 店舗の空きスペースを利用して荷物を預けられるスペースシェアリングサービス
  • スマホアプリから利用を予約し、決済までがオンラインで完了
  • 訪日外国人をはじめとした観光客を中心に利用を伸ばす

DXの動機・背景

多くの人が行き交う渋谷には約1400個のコインロッカーが設置されているが、不案内な観光客が設置場所をすぐに見つけるのは簡単ではない。特に訪日外国人にとって、スーツケースが入る大型のコインロッカーが90個程度しか存在しないことは不便と言わざるを得ない。

経過・対応・取組内容

ecbo株式会社では一時的な荷物の預かりサービス「ecbo cloak」の提供を開始した。「荷物を預けたい人」と「荷物を預かるスペースを持つカフェなどのお店」とをつなぐ。利用者はスマートフォンアプリから荷物を預ける店・日時を指定し予約、料金は事前決済で完了する。

得られた成果

提携店舗は全国で1,000箇所以上に達する。荷物を預かる店舗は遊休スペースの活用による副収入や新規顧客の獲得・PRに活用されている。

編集部コメント

シェアリングサービスでは、本業の傍らに行うには煩雑なオペレーションだと、加盟・参画数が伸び悩みます。本事例では、サービス立ち上げの際に店舗側のオペレーションを極力小さくすることを念頭において設計されているとのことです。

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