医学エビデンスに基づく設計の「感情コントロール」サポートアプリ

企業名

株式市場

非上場

創業

従業員数

資本金

売上高

主な事業

デジタル技術を用いた疾病の予防、診断・治療等の医療行為を支援または実施するソフトウェアの開発・提供

※2023年3月時点/公式ホームページより引用

概要

  • 学術的な裏付けのある感情コントロール補助アプリ
  • ユーザー自身が自分の感情を振り返り、整理することをサポート
  • カウンセリング現場の要望を受け、情報共有をスムーズにするシステムも開発

DXの動機・背景

メンタルケアの重要性は年々増している。精神疾患はもとより、気分が落ち込んだり、悩みが頭から離れなくなったりしたことは、誰しもが一度は経験しているだろう。メンタルヘルスの観点から、自分の感情をコントロールするための様々な手法は存在するが、個人が習慣化し、身につけるには相応の努力を要する。

経過・対応・取組内容

こうした点に着目し、株式会社キママニは感情コントロールをサポートするアプリ『KibunLog』をリリースした。『KibunLog』は、感情を書き出して整理する「Expressive Writing」や認知行動療法などの医学的な実証のある手法を応用して設計されている。
また、アプリを活用するカウンセリング現場からの要望を受け、ユーザーが『KibunLog』に入力した内容に関してカウンセラー側がよりスムーズに共有できる『KibunLog for Session』を新たに開発した。

得られた成果

『KibunLog』はユーザー自身で感情を把握することをサポートできるツールとして利用者を増やしている。
『KibunLog for Session』リリース時の実証実験では、臨床心理士によってアプリ継続率の高さが評価された。

編集部コメント

ヘルスケアにおいては、肉体的・精神的ケアのいずれにおいても「継続」はひとつの大きな課題です。気軽に利用できる、可視化できる、蓄積していくということが継続のモチベーションになるのは、アプリという形で提供する強みのひとつと言えそうです。

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