世界中にオーダーメイドの高品質な畳を提供

企業名

株式市場

非上場

創業

従業員数

資本金

600万円

売上高

主な事業

畳商品の販売と企画、畳工事、畳材料(畳縁、畳表)販売

※2023年4月時点/公式ホームページより引用

概要

  • 畳のオーダーメイドECサイトに海外からの注文が増加
  • 言語の壁の解消と効率的なオペレーション

DXの動機・背景

株式会社TATANUSERは、伝統産業である畳の販売を行っている。同社では、お客様に本物の材料で作られた畳を届けることを目指している。
近年は和室のないマンションやフローリングの増加の影響により、畳の国内生産量は大きく減少していた。ところが、2016年に海外で自社製品を展示したところ大きな注目を浴び、海外からの注文が同社の運営するECサイトに入ってくるようになった。同社のECサイトの特徴は、Web上で畳の色・図柄や素材まで選ぶことができ、家に合った形・サイズの畳を製作することだ。このオーダーメイドの注文の際に、言語の壁が販売のネックにならないようにする必要があった。

経過・対応・取組内容

英語で会話をしなくても販売できるように、問い合わせや細かいやり取りはメールで行うほか、翻訳サービスを利用して、依頼内容の間違いがないよう対応している。
ECサイトの商品説明も英語でシンプルに説明し、イメージしやすいように施工例の写真を数多く掲載することで、海外の閲覧者がわかりやすいサイト作りを行った。時にはweb通話で説明することもある。
また小規模の組織で海外展開できるよう、オペレーションも効率化している。例えば通常ECで悩まされる“返品”についても、い草の独特な香りをサンプルで海外の顧客に体感してもらう等の対策で極力リスクを減らしている。

得られた成果

英語で会話をしなくても販売できるように、問い合わせや細かいやり取りはメールで行うほか、翻訳サービスを利用して、依頼内容の間違いがないよう対応している。
ECサイトの商品説明も英語でシンプルに説明し、イメージしやすいように施工例の写真を数多く掲載することで、海外の閲覧者がわかりやすいサイト作りを行った。時にはweb通話で説明することもある。
また小規模の組織で海外展開できるよう、オペレーションも効率化している。例えば通常ECで悩まされる“返品”についても、い草の独特な香りをサンプルで海外の顧客に体感してもらう等の対策で極力リスクを減らしている。

編集部コメント

海外に向けて販売する越境ECは、近年いっそう市場を拡大しています。国内では思いもよらない需要が見つかることもあり、参入する企業は増加していますが、一方で運営に要する労力も相応に存在します。本事例では、可能な限り効率化されたオペレーションによって、少人数での越境ECを成功させたと言えます。

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